さて、まとめというか、もし私が友人から

「1泊2日軍艦島堪能コース」のアドバイスを求められたら?

季節は秋、9月がベストですね。

伊勢海老祭りやってますから(笑)

台風が発生するも、九州の遥か南を通過した翌日

高気圧が張り出して快晴の日。

ベタ凪ぎにみえるのに波長の大きなうねりが入り

軍艦島の南岸は波しぶきを上げている。

このときの端島は、本当に疾走しているように見えます。

 

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(あくまで理想ね。そんな天気と海況がそうそうあるわけない)

昼前に長崎入りして

まずは新地あたりで長崎ちゃんぽんor皿うどんで腹ごしらえ。

なぜ初っ端からちゃんぽんか?

これ以降、食べれる機会がないからです。

本当はあるんですけど・・・ありません!(キッパリ)

さっそく野母崎に向かって車を走らせます。

途中、黒浜海岸夫婦岩に立ち寄りましょう。

 

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夫婦岩の間に軍艦島が入るように立つのがベストショットポイント!

 

宿泊は野母崎炭酸温泉Alega軍艦島

 

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予約の時に上陸なしの周遊クルーズも頼んでおきます。

出航の時間まで軍艦島資料館を楽しみましょう。

なぜ周遊クルーズか?

翌日乗るブラックダイヤモンドが、周回してくれないから。

そして、少人数ゆえ多少のワガママが言える(船長の腹一つですが)

軍艦島の軍艦たる所以は、島の南西沖150m~200mから見上げないと

本当の意味で理解できないのです。

ここから見上げる端島はまさしく軍艦です。

 

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ただ問題なのは、南からのうねり。

この地点、海底が見えるくらい非常に浅い。

ここらあたりから急激に波が立ち上がり

台風時には,ときとして護岸を破壊し

島全体を波しぶきが覆うような、強烈なパワーを生み出すのです。

 

クルーズから戻っても、夕食にはまだ早い時間。

野母崎権現山展望公園に行ってみましょう。車で10分程です。

何度行っても、ここからの眺望は素晴らしい!

夕暮れ時が近づいたら宿に戻って夕食前にお風呂に入ります。

お湯に浸かりながら夕日に照らされた軍艦島が望めます。

 

高島・端島ツーリング 001

 

夕食は伊勢海老を予約しておきましょう。

伊勢海老祭りです。

格安です。

奮発しましょう。

もし、月が明るかったらラッキーです。

月明かりに照らされた軍艦島は神秘的です。

 

朝一で市内に戻り軍艦島デジタルミュージアムを見学します。

なぜ昨日寄らなかったのか?

先に見ちゃうと軍艦島資料館がショボく感じてしまう(笑)

11時前に切り上げて、高島へのコバルトクイーンに乗るため伊王島に向かいます。

大波止から乗ってもいいのですが

駐車料金と船賃を考えると、伊王島からがかなり安くすみます。

 

高島に着いたら、丁度お昼時です。

港のターミナル内「小林食堂」で「高島ヒラメトルコライス」を注文します。

食堂小林

 

通常のトルコライスのカツが、島名産のひらめのフライになってます。

上等な刺身が引ける新鮮なひらめを、フライにしてしまうおバカな贅沢。

このちょっとしたおバカ感が、とってもナイスです。

食べながら夕食の予約もしておきましょう。

おすすめは「ひらめのズケ茶漬け」

お財布に余裕があれば、ひらめ尽くしが食べたいと店主に伝えてみましょう。

たぶん3.000円くらいから応じてくれるでしょう。

たぶんです(笑)

 

石炭資料館はすぐそこです。

 

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ブラックダイヤモンドの出航時間まで見学します。

いよいよ軍艦島上陸です。

昨日からの資料館めぐりと、周遊クルーズのおかげで感動もひとしお。

参加者の誰よりも軍艦島を堪能できることでしょう。

高島からの乗船者は、原則高島で降ります。

戻ったらお腹がすくまで散策しましょう。

島内循環バスで北渓井坑跡(世界産業遺産)や

グラバー別邸跡地に足を運ぶのも良いかもしれません。

 

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東シナ海に沈む夕日は格別です。

夕暮れ時に、権現山か二子展望所から見て欲しいものです。

ひらめを食べて終了。帰路につきます。

車での移動費を除いて、1人30.000円弱

下手なパックツアーで欲求不満になるより

断然良いと自負しております。