軍艦島について詳しく知りたい方へ

端島に関する手持ちの書籍を紹介してみます。

大きさとページ数を載せますので

入手されたい方の参考になれば幸いです。

 

 

[復刻]実測・軍艦島: 高密度居住空間の構成

 

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阿久井 喜孝 滋賀 秀實 松葉 一清 (著) 東京電機大学 阿久井研究室 (編集)

158ページ 29.4 x 22 x 1.4 cm カラー16ページ

出版社: 鹿島出版会; 復刻版 (2011/05/11)

 

「都市住宅 特集実測・軍艦島(序)」(1976年5月号 鹿島出版会)に

新たな寄稿を付加して復刊されたもので

多くの写真、図面、スケッチ、解説で構成されています。

風化の進んでいない写真やスケッチ

折込みの全島住宅の平面図

30号棟の大判平面図や日給社宅の平面図と立面図など

たいへん興味深い内容です。

 

閉山直後の1974年夏から10年に渡り

東京電機大学のスタッフが調査内容をまとめた

軍艦島実測調査資料集―大正・昭和初期の近代建築群の実証的研究 (1984年) 689ページ

その追捕版(2005年)705ページ のダイジェスト版といったイメージでしょうか?

一度、軍艦島実測調査資料集を手に取ってみたいものです。

 

 

 

 

雜賀雄二写真集 軍艦島 棄てられた島の風景

 

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雜賀 雄二(著・写真) 洲之内 徹(文)

131ページ 25.8 x 25.2 x 1.2 cm

新潮社 (1986/08/25)

 

大学在学中に訪れていた長崎で

偶然、端島坑閉山のニュースにふれる。

翌日1974年1月10日~1月20日まで

長崎のユースホステルに滞在しながら、毎日端島に通う。

2月15日~3月23日

4月9日~4月20日 最後の船「せい丸」で島を離れるまで。

日々を綴る日記のように書かれた文に、当時の写真が添えられている。

10年後1984年7月19日 プロの写真家として再来島

その時撮影された中の91点がこの写真集の根幹をなす。

 

 

 

軍艦島―眠りのなかの覚醒

 

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雜賀 雄二(著)

144ページ 23.6 x 19 .0x 1.2 cm

淡交社 (2003/03/30)

 

前記 雜賀雄二写真集 軍艦島 棄てられた島の風景 ほぼ同じ内容

ひと回り小さくしたリニューバル版とみていいでしょう。